グローエンスの越智です。
緊急事態宣言が出てから約1 ヶ月が経とうとしています。
延長をする可能性もあるそうですが、どうなんでしょう??
最近の東京都の感染者数を見ると100人を下回って来ていますので、もしや解除もありうるか??という状況です。
ただ、GWで沖縄行きのフライトに予約が6万人分入っているなど、ちょっとにわかには信じがたいニュースも拝見しました。
「コロナ疎開」というらしいですが、自宅以上に安全な場所はないので、冷静に考えておとなしくしときましょう。
コロナショックがもたらしたもの
私的にはこの状況をどう乗り越えるのか?を各社・各人に問われているよう気がします。有事の事態に対する各会社の体制問題や、雇用をどう維持するか、オンラインにすぐ移行できるか などなど、課題山積です。
誰しもが答えのない正解に向かってなんとかもがいているような状況で、私の身の回りだけでも変化が起こりまくっています。
不便なところは多々ありますが、このコロナがきっかけで、良い方向に変わっていくものもありますね。
- 書類のデジタル化の加速
- 印鑑文化の進化による業務の迅速化
- 無意味な出張削減によるコストカット
- 満員電車からの開放によるストレスフリー
- 在宅により家族と過ごす時間が増えた 等
在宅やリモートの流れは今後も続いていくことが間違いない(というか戻れない)と思いますので、そうなるとパフォーマンスが可視化されてしまうため、サボらないように強く自分を律していく必要がありますね。私もですが…。
応募状況の変化はあったのか?
前置きが長くなりましたが、ビズリーチさんが「応募数」にフォーカスした中途採用活動のアンケートの記事を掲載されておりました。
そもそもオンラインでの採用活動体制が整っていない企業であれば相当キツイところですが、「応募数」というマクロの観点での推移はどうなのでしょうか。
※一部抜粋
- 約6割の企業は「以前と変わらない」
- 約1割の企業は「以前より増加」
- 約3割の企業は「以前より減少」
増加した1割の企業の内の3割は設立から10年未満の企業とありました。
10年未満の企業で、ガンガン採用を行っている企業となると、SaaSを提供するIT系の企業の応募が増えているのでは?と思われます。
IT企業の場合はリモート勤務へのシフトも容易いでしょうし。
では応募数増加の分母はどこから来るのか?と考えると、考えやすい供給源は、今回最も影響を受けた「小売」「サービス」などの異業種の方々が多いのではないかと思います。
上記の場合、求められるスキルが全く異なる業種からの応募になりますので、応募の推移だけでなく、採用数(採用率)の推移も気になるところです。
また、客先常駐で、企業の規約or契約内容でリモート勤務が出来ないような企業に努めている方などが、同業他社から転職するケースも考えれます。
まとめ
人事の立場からすると、中途採用だけでなく、新卒研修や新卒採用など、並行して対応していかなければならない業務があるため、余計な問題が発生しやがって!という感じだと思いますが、普段からオンライン面談を実施していたり、業務オペレーションを新卒と中途で明確に分担していたりする企業は、通常時とそこまで変わらずに採用のアクセルを踏めるため、企業ごとの採用数に大きな違いが出てきそうですね。
何でもそうですが、早めの対応を心がけなければいけませんね!
以下、参考まで。
※ビズリーチさん 新型コロナウイルス感染症拡大の影響は「応募数」にも。中途採用活動の実態調査アンケート