こんばんは!グローエンス株式会社の松井です。
気づけば、もう3月も半分終わり、もうすぐ新しい一年が始まります。

・・・・「えっ、新しい一年はもう始まっているでしょう?」と思いましたか?

実は、日本では「新年」と「新年度」という2つの区切り方が存在します。言葉は非常に似ていますが、意味や使い方が異なります。

新年(しんねん)とは?

「新年」は1月1日を起点として始まります。

新年度(しんねんど)とは?

「新年度」は、暦年(カレンダーに沿った1年)とは別に、特定の目的のために決められた1年の区切り方です。
行政機関や教育機関では「新年度」は4月1日を起点としています
多くの国では9月が新年度と聞いたことがありますが日本では明治時代から「4月=新年度」という考えが根付いています。
(例)
暦年:2020年1月1日〜2020年12月31日【今年】|2021年1月1日〜2021年12月31日【来年】
年度:2020年1月1日〜2020年3月31日【今年度】|2020年4月1日〜2021年3月31日【来年度】

新年度には何をする?

「新しい1年が始まる」ということで、様々な変化を伴う場合が多いです。

教育機関では
進級(しんきゅう)・・・学年がひとつ上がること(例:大学1年生→大学2年生)
進学(しんがく)・・・上級教育機関に進むこと(例:大学生→大学院生)
入学(にゅうがく)・・・教育機関に入ること

企業では
入社(にゅうしゃ)・・・企業やその組織に入ること
新卒採用(しんそつさいよう)・・・大学を卒業たばかりの社員を採用(雇用)すること
人事異動(じんじいどう)・・・企業内での地位や役割に変更があること(※総合職の場合)
部署異動(ぶしょいどう)・・・企業内で働く部署に変更があること(※総合職の場合)

※上場企業の約7割が4月を新年度と定めているようですが、
外資系の企業は1月を新年度と定めるところも増えてきているそうです。