外国人にとって日本は大変魅力的な国に写っています。
・賃金格差が母国と比べて大きいため稼げる。
・治安がとにかく良い
・サブカルチャーの聖地
この当たりがよく聞かれる理由です。
少し前までであれば、募集をかけると大量の応募が来た、なんて経験がある人事担当者様も多いのではないでしょうか。
一方で、労働力不足問題が顕著になり、各社が採用力強化に勤むようになってからというものの、外国人採用に対する見方/対応も少しずつ変化してきました。
わかりやすい変化としては、積極的に外国人採用に取り組む企業が増えてきたことでしょうか。
・日本人の採用が出来ないため
・海外拠点の開設を行い、将来はそこで働いてもらう幹部候補生を採用するため
など、様々な理由があるかと思います。
このように外国人採用を積極的に進める企業が増加したことで、再び採用難に陥ることになった企業様も少なくないはずです。
特に技術を持ち、日本語能力にも問題がない外国人にとっては、今の日本市場は大変就職がしやすい状況で、超売り手市場とも言えます。
タイトルにもある通り、もはや企業が外国人を選んでいるのではなく、選ばれるような時代に突入しつつある、と言っても過言ではないと思われます。
外国人を採用する競合他社は増加するばかりなので、競合他社と差別化できるような取り組みを行うことが必要です。
仕事で外国人と接している中で聞くこととしては、下記のようなことを取り組まれている企業様に対して好印象を抱いている傾向があるので、是非参考にしてみてください。
★参考までに
・ジョブディスクリプションが明確であり、求人内容と実務に齟齬がないこと
→日本の場合は仕事内容が曖昧だが、海外では明確に決まっていることが多いため。
・外国人を歓迎してくれる会社。
または、歓迎してくれるように社内の雰囲気が作られている。
→日本人はクール(冷たく)に見られがちで、あまり歓迎されていないように感じるようです。
思いっきり歓迎してあげましょう！
・日本語や日本での生活のことで何かわからないことがあった際に教えてくれるような体制(専任のメンター)がついている。
→日本の行政手続きは、日本語が話せる方にとっても大変手間なようです。
また、困った時に教えてくれる体制が整っていることで、心を開きやすいとのこと。
・コミュニティに積極的に誘ってくれる。
→友達作りのためや、日本語の上達のためにも大変嬉しいようです。
他にも厚生労働省が良い取り組みをしている企業様の紹介をしておりましたので、こちらもよければご参照ください。
※出典元:厚生労働省 外国人の活用好事例集
https://www.mhlw.go.jp/content/000541696.pdf
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